今日は読売展に向けての練成ということで、昼前から成瀬にある『太無書法研究社』へ。
中学時代の担任の先生とはいえ厳しい先生なので提出には緊張がともなう。なんといってもはじめてから半年弱しか経過していない僕が、会の上級者であるセミプロ軍団と肩を並べて作品を評価されるのだからそれもひとしおで。

一人づつ作品を評価され、悪いところに手が入ったり、手本を書き直したり。母師匠が一番の古参で最後なのでぼくはその一つ前に品評される。13時に入り5時間ほど先生の運筆法、作品で評価されるポイントなどを勉強させていただく。

で、僕の番。
先生の上の先生である古谷蒼韻先生の昔母師匠向けに書かれた手本で書いていったのだけれど、作品については「良くまねてしっかり出来ているが、これは文人系の作品だから60歳を越えてからがいいだろう。若者らしくもっと大きく書きなさい。」、王鐸の臨書に関しては「しっかり練習して形を捉えている、このまま練習しなさい。」、総評では「とにかくセンスが良い。線質も墨の入り方も申し分ない。とてもはじめたばかりと思えない。」と手放しで褒められてとりあえずほっとしてみたり。
練成後はお茶も出たので、昔の先生と生徒の関係に戻って懐かしく話させていただいたりも。

帰りの車中で母師匠も随分と喜んでいてくれたみたいで僕としても一つノルマ達成。
評価が高いのは嬉しいけれど、割り引いて初心者なりに頑張った評価と考えておかないと、慢心してしまうので注意しないとなと思う。
なんせ、調子に乗りやすいもんでw

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