今日は出入りの書道用品店、鳴鳳堂さんが午前中に来たので表具出し3点したあと、子供用の半紙3000枚、特注でプリントしてもらった下敷2点を受け取った。この下敷きは、53-225cmのサイズに行数をプリントしたもので、字の曲がりを防ぐことが出来るスグレモノだったり。とはいえ、こんな巨大なサイズは普通は書かないから、出回っていないのでどうしても特注になっちゃうらしいんだけれど。

今回僕が依頼していたのは古谷蒼韻先生が書かれた過去のお手本の裏打ち(※)。
はからずもなし崩し的に日本三大書展のひとつ、読売展にだすことになってしまったので、母師匠の過去の手本から読売展レギュレーション(漢字であれば53-225cm、縦3行)のものを探していた際に古いお手本が3点見つかってホレこんでしまったのだけれど、大切に保管してあったとはいえ古い和紙ではあるし、コピー機にかけるほどの強度もなかったので補強したわけ。大切で二度と手に入らないものだし、もっていれば教室の手本資料としても重要な役割を果たすだろうから。
早速A3サイズに20枚ほど部分部分を継いで原寸の手本を作成、こうなったらしめたもんで折り放題、汚し放題だから作品に集中できるってワケ。

午後からは、同業の経営者さんと新規利益構造をもつ事業の打合せ。
彼が車で来社したので、山中湖までドライブしながらゆっくり話し合う。山中湖温泉紅富士の湯に入り、途中でほうとうとワカサギの天ぷらの定食を食べ23時帰宅。

※・・・裏打ち。和紙のしわを伸ばしつつ後ろに紙を当てて補強したりすること。
山中湖温泉紅富士の湯 http://www.benifuji.co.jp/

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