東証あたりの株式市場を見ると景気は持ち直しているように見えていても、実際のところを考えてみると厳しい状態は続いているなあと痛感することしきり。
黒字転換している製造業や鉱工業を見ていても、リストラや機材関連の効率化でようやく社内コストの対策が済んでいるからそうなっているだけで再雇用までには至っていないし、私たちサービス業まで景気対策の波及効果がやってくるまでには、まだまだ時間がかかるだろうなあと思わざるを得ないなあと。

たちかえって周囲の会社を見渡してみてもあまり状態は良くなっていないどころか、むしろ悪くなっていっている印象がある。先年のマイナス決算の責任を取って会社を辞さねばならない管理職や、現場のスタッフの退社報告が、ひきもきらない状態が続いている。
また、人材派遣や人材紹介の単価についても昨年末に比較して同じスキルや経歴の人間でも20%程度の減額があるので随分下がってきている印象がある。やはり、自己営業力がなく、信用のないフリーランスには仕事が回ってこないのが現状であると再認識せざるをえないなあと。

今後これ以降の雇用情勢については、各社とも慎重にならざるを得ないだろうし、ここで余ってしまった労働力についても国内での再雇用はコストの面からも難しいだろうなあということを考えると、さすがに厳しい印象があるなあ。
中途採用の雇用については早くて半年後、実際は来年の決算終了から2~3ヶ月経過してからになるだろうからあと一年は冬の時代になるのかなあと考えている。

内閣府月例経済報告(9月)http://www5.cao.go.jp/keizai3/2009/0908getsurei/main.pdf

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