昨日から発熱してしまってほとんど睡眠をとることができず朝を迎えてしまう。
事故相手に、バイクと携帯電話の修理に最大10万円程度かかってしまうことを告げると、『僕もバイク乗っていたからわかるけれど、そんなダメージじゃないじゃないか。10万円もあれば中古車が買えちゃうじゃない。事故に乗じて不当な請求をされても困るよ。』なんてことを言われる。不当な請求ではなく明らかに事故が原因なコレコレにいくらですなんて話してみても聞く耳を持っていない様子。最後には『弁護士に話してもいいんだけどね』なんて言い出す始末。弁護士に話してもどーなるもんでもないだろうになんて思いながら、昨日の念書の件、人身事故にしなかった件、休業補償などを取らなかった件など情理を説いて話すと落ち着いてきた様子。
領収書のコピーをFAXして請求することにとりあえず同意はとりつけてみたのだけれど。
『こんなことになるんだったら、接触もしてないのに親切心で停止なんかするんじゃなかったよ』とご不満の様子なので、事故の当事者でなければ警察には呼ばれないだろうし、あなたにのみ重度の取調べがあるわけがないこと、あそこで去っていたらひき逃げ扱いになっていたことを話し電話を切る。
めんどくさい親爺さんなので、とりあえず昨日病院で治療費をいただいておいて良かったなあと思っても見たり。やっぱり事故をしたら示談なんかにしちゃいけないなあ。
しかし10万円で中古車が買えるようなバイクじゃないんだけどなあとか、むしろ何時の時代の価値観なんだかとかちょっと苦笑してしまう。

実生活に当てはめて考えてみると、こういったことは本当に多い。仕事をやる上においても何かが起こったときに『自分は悪くない』なんて思うのは非常にみっともないことだなあと。むしろ力が及ばなくても『自分が悪い』とおもってがんばれる人間は貴重だし格好良いと思う。人間の価値はそういったときになって分かるものだよなあと実感してみたりも。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年4月  >>
303112345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930123

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索