今日はヘビーな交渉が2件。
クライアントのミスで今月10日に支払われる筈の金額が遅れて、しかもその担当氏が支払いが遅れる旨の連絡をしてこなかったから大騒ぎ。それがわかったのが24日、今日は大抵の会社は給料日。どうしろというのだろう?本人には上部への交渉をさせ、時間がないので仕方がないから当事者ではない僕が彼のかわりに関連会社数社を回り事情の説明と今後の予定を伝達。
なにがしかの都合で支払いが遅れたりする『現象』は様々な理由があるから、ある意味しようがない。けれども困る人がいるのを理解しているにも関わらず連絡をしてこないというのはどういうことなのだろう?『誠意』がないとしか思えないんだけれど。

上は単なる一例なんだけれど、失敗したときにこそ人の真価は発揮されるといっていい。ちいさな所では問題の解決能力や回避能力、政治力なんかもそうだけれど、まずその人の『誠意』を問われるからなんだよね。
基本的なところとしては、謝罪をするときは必ず『会って』誠心誠意謝罪する事。その後、経緯を説明し理解を求めるとともに今後の展開やリスクヘッジ、交渉になっていく。
迷惑をかけたんだからしっかり謝るのは当たり前、それなくして次の展開はありえない。まず、感情を納得させないと人間は冷静になれないから、冷静になってくれないと交渉や問題解決はできないしね。それを潤滑にするために『誠意を尽くした謝罪』というのは必要不可欠だと思うんだ。

良くビジネスシーンでも見かけるのが『謝罪できない人』や『面倒くさがりな人』。
『謝罪できない人』は理屈だけで相手を屈服させたり、旧悪をならべたてて相手を責める。または開き直ったりするんだけれど。これはその場は解決したように見えても必ず『しこり』が残る。しかも相手はまったく納得していないんだよね。
『面倒くさがりな人』は電話やメールで謝罪や状況説明はするんだけれど、それでは肝心の『誠意』は伝わらない。『会って』『話して』『安心させる』事ができないのであれば、相手に残った不安感は必ずマイナスのファクターとなって残る。

まあ、失敗したら謝罪はしっかりしましょうって言うお話。

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