対戦相手に対する意識について「ずいぶんかわってきたなあ」と思ったり
1年くらい前まで大きな大会の上位ってギスギスしてて苦手だった。
思い返してみるとショップのカジュアルプレイ中心だった僕からしてみれば
たかがカードゲームにそこまで真剣になれること自体がなんだか異常だと
思えたし現実逃避っぽくも子供っぽくも思えた、そういう相手に当たると
『はいはい、がんばってね』って思っていたような気がする。
GPは旅行のついでだしべつに準備を一生懸命していくほどのものでもない
と思っていた部分があった。
今から考えると他人の強さに対するひがみであったり、他人を見下した
ようなプレイヤーに対する反発だったりしたんだろうけれど。

その意識が大きくかわったのは2001年GP仙台裏番組のPTQ大坂仙台
予選3回戦でのNAC氏との一戦だった。
その日は調子良く事故負け以外では快勝していた2-1-0時点での対戦、
僕は有名人との試合にがぜん張り切ってしまったのだ。
僕は【Three Deuce】、NAC氏は【Turbo Land】。
無茶苦茶集中したせいか試合終了しても心臓がバクバク足はガクガクして
いた、正常な状態に戻るまで結構時間がかかったような気がする。
しばらくしてぼーっと放心状態になったとき充実感だけが残ってた。
高校時代はずいぶん剣道や野球の大会にはでていたけれど、ずいぶん
長い間忘れていた感覚を取り戻したことに僕は満足していた。
「本気で試合うのは、やっぱりいいもんだな」と。
そういう試合をするためには勝っていかなければならない、つまり『強く』
ならなくちゃならない。

あれから1年ちょっと。ずいぶん強い人たちとも当たったから今はそういう
苦手意識や気負いはないと思う。
『強い』人は席に座っただけでなんとなくわかるから一生懸命良いマッチに
しようとも思うし。むしろ強い人にどんどん当たっていきたく思う。
それが自分に対する実力テストだから。
勝敗はあまり関係ないかな、負けるとちょっと悔しいけれど。

もっと強くなればもっといいマッチができるようになるかなあとか思ったり。

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